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※ 2026年10月上旬 〜 2026年10月下旬 発送予定
大正十年(1921)、化学者・高松豊吉が仲間たちと立ち上げた「科学知識普及会」。
月刊誌『科学知識』の創刊は、まだ科学が縁遠かった日本人に知の扉を開く試みだった。
だが道のりは平坦ではない。関東大震災で焼け出されながらも刊行を続け、戦時下には軍部からの圧力と紙不足に苦しみ、敗戦後には
GHQ による教職追放の嵐が吹き荒れる。それでも「科学を、もっと多くの人に」という志は絶えることがなかった。
八木秀次、湯川秀樹、笹川良一、茅誠司、篠遠喜人̶時代を代表する科学者や実業家たちへと、その志は受け継がれていく。
「日本科学協会」と名を変えてからも、講演会、科学体験まつり、笹川科学研究助成、サイエンスメンター制度など、次代の
科学者を育てる活動は続いた。
創立から百年。一つの志がどのようにして時代を超えて受け継がれてきたのか-知られざる日本の科学普及史を、丹念な取材で描き出す物語。