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●特集『環境変動下におけるサケの持続可能な資源管理(1)』
日本のサケの種苗放流事業は世界的な成功例のひとつと言われ,沿岸への来遊数は1970年代より増加し,北日本の漁業を安定的に支えてきた。しかしながら,近年その数は長期にわたって減少傾向を示し,今後の持続的な利用が懸念されている。その減少原因を探るため,資源の動向,成魚・幼稚魚の生態,そして海洋環境との関わりなどを2回にわたり解説する。
また,海を大規模に回遊するサケマス類をはじめとする遡河性魚類を対象とした,資源変動のメカニズムの解明や将来予測には広く国際共同研究が必要なため,関係各国により2019年を「国際サーモン年(International Year of the Salmon:IYS)」と設定した大規模プロジェクトが進められている。その概要も紹介する。
【特集目次】
・環境変動下におけるサケの持続可能な資源管理:国際サーモン年に向けたプロローグ(浦和茂彦/水産研究教育機構北海道区水産研究所,荒木仁志/北海道大学農学部,宮下和士/北海道大学北方生物圏フィールド科学センター,永田光博/北海道栽培漁業振興社,佐々木義隆/北海道立総合研究機構,帰山雅秀/北海道大学北極域研究センター)
・北太平洋におけるサケ属魚類の資源動態(斎藤寿彦・福若雅章/水産研究・教育機構北海道区水産研究所)
・北海道におけるサケの資源動態(宮腰靖之/北海道総合研究機構さけます・内水面水産試験場)
・北海道沿岸における環境変動がサケ幼稚魚の移動と生残に及ぼす影響(春日井潔/北海道立総合研究機構さけます・内水面水産試験場)
・三陸沿岸におけるサケ幼稚魚の分布,生息環境と親魚回帰(川島拓也/岩手県内水面水産技術センター,清水勇一・太田克彦/岩手県水産技術センター,山根広大/岩手県農林水産部)
・サケ幼稚魚の成長特性からみた生残条件(本多健太郎・斎藤寿彦/水産研究・教育機構北海道区水産研究所,川上達也/東京大学大気海洋研究所)
・沖合における日本系サケの資源動態と生息環境(佐藤俊平・佐藤智希・本多健太郎・鈴木健吾・浦和茂彦/水産研究・教育機構北海道区水産研究所)
●全国水産試験場長会 会長賞平成29年度受賞業績-2
シラエビの資源変動要因に関する研究(シラエビの資源生態特性について)(南條暢聡/富山県農林水産公社)
●連載
〈新連載〉バイカル湖最前線(長縄秀俊/ロシア科学アカデミー客員研究員・岐阜大学)
【1】
・海藻標本採集者列伝(北山太樹/国立科学博物館)
【33】川村清一(1881-1946)
・サクラマス-その生涯と生活史戦略(棟方有宗/宮城教育大学)
【7】サクラマス群の稚魚の河川内における生態
・水界微生物フォトギャラリー(河地正伸/国立環境研究所)
【15】Alisphaera gaudiiとPolycrater galapagensisは本当に同種の円石藻?
・小さな離島の暮らしと漁業(乾 政秀/(株)水土舎)
【32】福岡県・小呂島
・日本産温帯性ホンダワラ属(島袋寛盛/水産研究・教育機構瀬戸内海区水産研究所)
【9】イトヨレモク
・日本産十脚甲殻類の幼生(小西光一/水産研究・教育機構中央水産研究所)
【36】短尾下目(10)胸孔亜群1 イワガニ上科1・イワガニ科・トゲアシガニ科・ショウジンガニ科・オカガニ科/コラム:ゲーテがエボシガイに見たもの
・日本産等脚目甲殻類の分類(布村 昇/金沢大学,下村通誉/京都大学)
【52】ワラジムシ亜目(6) シオサイワラジムシ科
<なまものけん通信>
・黒潮いるか通信-御蔵島からの便り/ELNA(エバーラスティング・ネイチャー)ほか
※目次は予告なく変更となる場合があります。あらかじめご了承ください。